介護予防について

のじり地域包括支援センターでは、いつまでも住み慣れたご自宅や地域で生活を続ける事ができるように様々な介護予防に資する取り組みを行っています。

地域の公民館での体操教室や、各地域を巡回するリハビリ教室、地域のサロンに出向いて開催する出前講座、毎年1回の体操講座、介護予防を啓発する目的のフォーラムなど様々な角度から介護予防を地域住民に対して取り組んでいます。


お元気クラブ

平成29年度からは小林市が推奨する「貯筋運動」を中心に、3か月間を同一地区で毎週開催することになりました。野尻地区内を3か月ごとに会場を変えながらできるだけ多くの住民の方々に参加していただけるように日程を変更しております。
講師陣はこれまで同様、スマイルファイン企画:萩元博子氏やNPO法人ヘルスプロモーション:西田俊輔氏に依頼しております。西田氏につきましては、貯筋運動の合間のストレッチ体操を実施していただく予定です。毎週お元気クラブを開催する関係上、毎回2名の講師が指導できない週もある為、その週に関しては貯筋運動指導者(普及員)による自主運営となります。
いずれの日程にもどなたでもお気軽にご参加いただけるクラブになっておりますので、是非介護予防の為にもご参加いただけると幸いです。











*令和3年度のお元気クラブ日程表です。

場所 開催日時 内容
調整中 調整中 調整中
調整中 調整中
調整中 調整中
調整中 調整中
*ご不明な点はお気軽に、のじり地域包括支援センターまでお問合せ下さい。


出前講座

各地域のサロンから出前講座の依頼を頂いており、転倒予防や認知症予防について担当職員がサロンに出向いてミニ講座を行っております。
この2つのテーマはとても感心が高く、ご自宅ですぐに実践できるような内容をメインに講話をしています。毎年ご依頼を頂くサロンもあれば、毎月のように何らかのお題を頂くサロンもあり、活発に当センターをご利用頂いております。しかしながら、参加者不足やサロンリーダーの高齢化等で年々サロン開催をされている地区が減少しているのも実情です。



 
認知症予防の講話(包括看護師)         転倒予防の講話(包括看護師)


生きがい学級(三ヶ野山)              生きがい学級(東麓)


生きがい学級(紙屋)


ゴールデンエイジ大会

*令和3年度以降は開催予定はありません。(小地域での運動拠点作りに取り組みます)
*令和2年度はコロナ禍で中止しました。


毎年1回野尻地区の体育館でゴールデンエイジ大会を開催しております。介護予防に資する体操や講義を行い、参加者自身の介護予防や参加された方々が地域で介護予防を広める事ができるような内容になっております。講師は毎年変わりますが、理学療法士や大学教授、体育大学のスタッフなど多岐の分野からお越しいただいております。毎年11月~12月ごろに開催しております。




平成25年度のゴールデンエイジ大会は宮崎大学医学部整形外科教授の帖佐 悦男氏によるロコモティブシンドロームについて、メカニズムや予防体操などを実施しました。日常生活の中で実践できる体操はとても好評でした。参加者自身はもちろん、それぞれの地域でロコモ体操を広げて欲しいですね。





地域包括支援センターが開催する様々な行事の際には必ずさざんかの会やオレンジの会のメンバーのご協力があります。血圧測定や会場案内、もちろん参加者の1人として非常にご活躍を頂いております。ありがとうございます!







 

 



 
ボランティアによる血圧測定            会場の様子

 
3地区4会場同時中継                指導者による貯筋運動指導

*平成24年度 清泉クリニック鹿児島 脇元幸一 理学療法士による介護予防体操実技
*平成25年度 宮崎大学医学部整形外科 帖佐 悦男 教授によるレッツ!ロコモ体操
*平成26年度 鹿屋体育大学 川西 正志 副学長他スタッフによる貯筋体操
*平成27年度 スマイルファイン企画 萩元 博子 氏による貯筋運動のすすめ
*平成28年度 スマイルファイン企画 萩元 博子 氏による貯筋運動のすすめ
*平成29年度 スマイルファイン企画 萩元 博子 氏による貯筋運動のすすめ(3地区4会場同時中継)
*平成30年度 スマイルファイン企画 萩元 博子 氏による貯筋運動のすすめ
*令和元年度 スマイルファイン企画 萩元 博子 氏による貯筋運動のすすめ
*令和2年度 新型コロナウイルス感染症予防のため中止になりました。

介護予防フォーラム

*令和3年度以降の開催予定はありません。

毎年1回小林市文化会館にて全市民対象の介護予防フォーラムを開催しております。介護予防についての講話や講義を中心に行っており、落語家:三遊亭歌之介師匠やウルトラマンでお馴染みの毒蝮三太夫氏などの著明な講師をお呼びしています。いずれの講師も介護や介護予防についての話題も豊富で、笑いあり感動ありのフォーラムとなっています。市役所と両包括が連携して運営しております。



介護予防フォーラムでは認知症サポーターリーダーのメンバー紹介やサポーターリーダーの市民への啓発を冒頭に行っております。身近な相談役であったり、認知症を地域で見守り支える為の街づくりに積極的にご活躍して頂いているメンバーの方々をできる限り多くの住民に広報する機会にもなっています。




パワーポイントスライドを使用してサポーターリーダーの活動報告やこれまでの活動実績、新しいメンバーを獲得する為の養成講座への参加呼びかけなどを行っております。住み慣れた地域でいつまでの生活できるようにたくさんの住民のご協力が頂ければ良いと思います。







【介護予防フォーラムの様子】

 
毒蝮三太夫氏による講話              ボランティア活動報告




【平成28年度】

平成28年度は元宮崎県知事の東国原英夫氏を講師として「どげんかせんといかん!小林市の介護予防」と題して講演会及びボランティアの表彰、活動報告を開催しました。東国原氏の軽快なトークで会場が爆笑の渦に巻き込まれ、お腹を抱えて涙を流しながら笑う事で参加者の介護予防にもつながったと思います。


東国原氏の軽快なトーク

 
ボランティア活動者への表彰          ボランティア活動報告(野尻地区)

 
ボランティア活動報告(小林地区)       ノンストップトークでした!



【平成29年度】

平成29年度は間六口(はざま むくち)さんによる爆笑トークライブとボランティア表彰、実践報告を行いました。間氏の軽快なトーク、笑いを誘う動きで会場はあっという間に爆笑の渦でした。笑うことで介護予防になる研究結果も出ており、大勢の参加者もこの日は介護予防につながったと感じております。

 

 



【平成30年度】

平成30年度は、各種表彰式、ボランティア活動実践報告、えびの市の西田歯科医院 理事長 西田哲也氏による『噛める入れ歯が介護を救う』をテーマにした口腔ケアの重要性、口腔ケアが自立支援につながる内容の講話と、福岡県直方市にある南蔵院 住職 林覚乗氏による『心ゆたかに生きる』をテーマにした感謝の心と人と人との出会いの大切さなどのユーモアを交えた講話といった内容でした。口腔ケアに関する新しい常識に気づかされたり、林住職のユーモアたっぷりの講話で会場が大笑いの渦になったり、非常に有意義なフォーラムとなりました。


 

 



【令和元年度】

令和元年度は、ミニ健康講座、総合事業を卒業された方を代表して3名の卒業者の表彰、ボランティア活動報告、講演として長野オリンピックスピードスケート金メダルの清水宏保氏による「金メダリストの介護予防」がありました。清水氏が持参されたメダルを会場全体に回して本物に触れる貴重な体験があったり、頂点を極めたアスリートのお話は説得力抜群でした!身長162センチで、海外の190センチ台の選手を破り金メダルを獲得されたストーリーは参加者の皆様も感動されたと好評でした。


 

 


*令和2年度は、新型コロナウイルス感染症予防のため中止になりました。

貯筋運動プログラム・貯筋ステーション

鹿児島県の鹿屋体育大学の川西副学長をはじめ複数のスタッフの方々のご協力(大学側も貯筋運動プロジェクトの研究対象地区として)を頂き、貯筋運動による介護予防と健康推進活動を行っております。年に1回貯筋運動の指導者養成講座も開催しており、その講座で養成された一般住民の方々が積極的に地域に出向いて貯筋運動の普及啓発にご尽力を頂いております。
写真は、野尻地区にある道の駅『ゆーぱるのじり』での貯筋ステーションの様子です。オレンジのTシャツを着用された方々が養成講座を受講されたメンバーです。地域の交流施設で定期的に開催しています。貯筋運動は、運動をして筋力を貯金するというユニークな考え方で、運動メニューによって貯筋通帳に残金を記入する楽しい介護予防運動です。


野尻地区の2か所目として、三ヶ野山の瀬戸ノ口公民館でステーションが開設されました。毎週土曜日の午後2時~午後3時30分で開催されます。貯筋運動普及員による指導があります。また、毎月1回、萩元博子先生による指導があります。介護予防につながる体操ですので、多くの方に参加して欲しいと思います。






 
貯筋運動は屋外でもできます           ゆーぱるのじりでの貯筋運動

野尻地区の貯筋ステーション一覧
(紙屋)心愛公民館  第1・3水曜日 9:30~10:30
 (東麓)ゆーぱるのじり 毎週水曜日  10:00~11:15
 (東麓)下ノ原公民館 第2・4火曜日   9:00~11:30
 (東麓)陣原公民館 第1・3木曜日   10:00~11:00
 (三ケ野山)栗須コミュニティーセンター 毎週木曜日(第5除く)   9:00~11:30
 (三ケ野山)西原公民館 第2・4月曜日   9:30~10:30
 (三ケ野山)瀬戸の口公民館 毎週水曜日   9:30~11:00



 
平成28年度                    平成29年度

 
平成30年度                    令和元年度

貯筋ステーション巡回指導
貯筋運動を開発・推進している鹿屋体育大学の川西先生と柳沼先生が小林市内の貯筋ステーションを巡回指導されました。体力測定や貯筋運動による効果などステーションで運動を継続する事で体力や筋力の維持・向上につながっています。

 
川西先生の講話              立ち座り運動の計測

 
握力測定                 貯筋運動の効果について



 
サロンリーダーや貯筋運動指導者へのレクレーション研修会

 
講師の澤田孝子氏            棒を使った体操


音楽に合わせて全身運動



お口元気教室

毎年1回、基本チェックリストで口腔機能に問題があった方や一般市民に対して、お口元気教室を開催しております。歯科医師団のご協力のもと、口腔チェックや義歯の相談、口腔体操など様々な口腔に対する教室となっています。小林駅前のTENAMUビル2階の交流スペースで行っています。

 

 



小林市在宅高齢者訪問等調査員

小林市内に在住されている高齢者を対象とした訪問による実態把握調査を実施します。調査員は日頃から地域でボランティア活動等を積極的に実施されている方々が担います。訪問調査を期間中に小林市独自のチェックリストに基づいて行います。訪問時には小林市内の介護予防に資するパンフレットやチラシをお渡しして、介護予防の普及・啓発も行います。調査員による実態把握で、要介護状態に陥るリスクがある方を早期に発見・対応する目的もあります。調査員からのハイリスク者情報等は随時、長寿介護課や管轄の地域包括支援センターに提供され、専門的なアプローチを行う流れになっています。野尻地区では7~8名の調査員が毎年小林市長より委嘱されています。*令和2年度より事業開始し、調査員の人気は2年間。

 




愛の介護予防劇場

のじり地域包括支援センターが平成18年に開設された当初にスタッフの名演技で制作した『愛の介護予防劇場』です。日常生活を不摂生に過ごす悪いおじいちゃんと、介護予防を意識して暮らす良いおばあちゃんをわかりやすく表現した寸劇です。宮崎県の山間部地方の方言もあり、一部伝わらないシーンもあるかと思いますが(笑)お楽しみ下さい。

愛の介護予防劇場 (you tube 9分53秒)