介護保険制度が施行されてから、様々なサービス事業所が開設されています。事業所ごとに色々な工夫や取り組みをされていますので、少しずつご紹介をして行きたいと思います。
えびの市 
小林市 
野尻町 
高岡町
訪問系 
有料ホーム 
通所系 
入所施設
01 活きがい発電所えびの
■活きがい発電所えびの
■えびの市大明司50-7
■0984-48-0808
■通所介護（デイサービス）
活きがい発電所の1日の日課は利用者自身でスケジュールを決定するところから始まります。30分ごとに区切られたメニューの中から体操教室や脳トレ、パン作り、マッサージ、癒しの時間、休憩、卓球などを選択し、自分の名前が書かれたボードに貼って1日のスケジュールを組み立てます。そのメニューに従って、それぞれの活動に参加します。
ボードには様々なメニューの札が置いてあり、この中から自分が取り組みたい活動を選んでいきます。『東大一直線（脳トレ）』や『書道』や『柔軟教室』など自立支援に向けたメニューがたくさんあります。利用者も悩みながら「どれにしようかなぁ～」と真剣に考えておられました。
発電所には"ワット"という通貨があり、自主運動や脳トレをすると指定された額のワットが"稼げ"ます。利用者は自分の財布（写真）に稼いだワットを入れて、教室やマッサージに参加するごとに支払うシステムになっています。支出入の管理だけでも頭の体操につながり、利用者の意欲向上も図られていると感じました。
壁にはワットが稼げますと書かれた案内の横に、色んなジャンルの脳トレ用紙が準備されており、1枚クリアする度に100W稼げるとの事です。このように施設内には所々にワットが稼げる"仕掛け"がされており、自主的なリハビリにつながっているそうです。また、スタッフも全員が元気があって、終始活気を感じました。